CONTENTS 01 会長メッセージ 03 マネジメントレビュー 08 連結財務諸表(要約) 09 特集『ウルトラマン』シリーズの
価値最大化に向けた取り組み 11 企業の社会的責任(CSR)への取り組み 12 IRコミュニティ
13 コーポレートデータ/株式情報 14 第三者によるフィールズの分析レポート
フィールズ株式会社
証券コード : 2767
2014
年3
月期株主通信 (中間)
2013.4.1 2013.9.30
コミックス アニメーション
映画/テレビ マーチャンダイジング
ⓒ円谷プロ ⓒAKS ⓒGREE, Inc./エイチーム ⓒヒーローズ
ⓒ三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS
ⓒ創通・フィールズ/MJP製作委員会 ⓒ2010「ウルトラマンゼロ THE MOVIE」製作委員会
ⓒ2011「ウルトラマンサーガ」製作委員会 ⓒFields/FutureScope
ⓒ三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS ⓒ Fields Corporation
会長メッセージ
Message From the Chairman & CEO
代表取締役会長(CEO)
山本 英俊
新たな時代の余暇のあり方に真摯に取り組むことが、
世の中の人々に豊かさをもたらすと信じ、
着実に歩みを続けてまいります。
フィールズは、2013年6月10日をもって設立25周年を迎えました。これ もひとえに株主・投資家の皆様をはじめ、多くの方々のご支援、ご協力の賜 物であり、衷心より厚く御礼申し上げます。
私たちは、「すべての人に最高の余暇を」という企業理念の実現に向けて、 四半世紀にわたり、世の中の人々を幸せにするエンタテインメントの提供に 努めてまいりました。それは、日本社会が成熟する中で、経済面・物質面の 充実だけではなく、心の豊かさに対する人々のニーズの高まりが自然の流れ と考えたからです。
私たちは、広く、世の中にあるエンタテインメントを俯瞰し、人々の心を 豊かにする余暇の過ごし方について調査・研究を重ねてまいりました。その 中で、キャラクターやストーリーをはじめとしたIP(知的財産)が、世の中 の人々に幸せや喜びをもたらす一つの要素であると考え、数多くのIPを取 得してまいりました。同時に、クリエイティブに秀でた方々や、最先端技術 を有する企業などと連携し、パチンコ・パチスロをはじめ、多様なメディア 領域にIPを展開する新たな挑戦を続けてまいりました。
東日本大震災発生直後には、新しい未来を切り拓く子どもたちの力になり たいとの想いから、ウルトラマン基金を設立しました。震災発生から2年と なる2013年3月には、「『ヒーローキャラバン』~子どもたちの心に光を~ 78 Places in 東北」をスタートさせ、これまで子どもたちとそのご家族など、 のべ約15,000名にヒーローとふれあう時間をつくりました。子どもたちが笑 顔を取り戻し、元気になる姿を見て、IPが持つ可能性を強く実感しております。
現在当社は、IPを主軸とした独自のビジネスモデルを構築し、コミック ス、アニメーション、映画/テレビ/舞台の分野で、さらにはパチンコ・パ チスロからゲームに至る広範なマーチャンダイジングの分野でIPを創出し、 循環させ、活用することで、これまでにない感動や驚きを体験できる商品や サービスを提供しようとしています。これらの取り組みは、既に芽吹きのと きを迎えており、複数のIPがこのビジネスモデルによって育成され、価値 を向上させております。
当社は、このようなエンタテインメント業界でも類例のない挑戦にあた り、新たなものづくりの仕組みとして、様々な才能を持つ者が多くの情報に 触れ、積極的に意見交換を行い、商品やサービスの企画・開発に活かすため のインフラを整備しました。ここで交わされるクリエイティブ・コミュニ ケーションが、将来にわたって世の中の人々を笑顔にするエンタテインメン トを創りだすことを信じ、IPの価値最大化に取り組んでまいります。 私たちの企業理念にご賛同頂き、これまで多大なお力添えを賜りました皆 様、そして新たに当社の未来にご期待頂き、株主として加わってくださった 皆様に、この場をお借りして深く感謝いたしますとともに、皆様からのさら なるご期待に応えるべく、グループ全体で一丸となってまい進してまいりま す。今後とも倍旧のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。 2013年12月
2014年3月期上半期(以下、当上半期)の総括
株主の皆様におかれましては、ますますご健勝の こととお慶び申し上げます。
本株主通信をお届けするにあたり、日頃のご支 援、ご愛顧に深く感謝申し上げます。
当上半期の連結業績は、売上高36,385百万円(前 年同期比25.0%増)、営業利益2,176百万円(前年 同期は営業損失1,859百万円)、経常利益2,144百万 円(同 経常損失1,738百万円)、四半期純利益1,434 百万円(同 四半期純損失980百万円)となりました。 業績変動の主因は、遊技機事業において、パチン コ・パチスロともに販売が好調に推移したため、販 売台数が前年同期と比較して増加したことによるも
のです。なお、中間配当につきましては、1株につ き25円とさせていただきます。
当社グループは、キャラクターをはじめとしたIP を主軸において、取得・保有・創出したIPの価値を 最大化することで、中長期の視点に立った持続的な 成長を目指しています。
この実現に向けて、現在、コミックス、アニメー ション、映画/テレビ/舞台、ゲーム事業などのイン タラクティブメディア、コンシューマプロダクツ、 パチンコ・パチスロの6分野で、IPの価値向上を推 進するとともに、各分野が連携してIPの育成・事業 化に取り組んでいます。
マネジメントレビュー Management Review
売上高(単位:百万円) 営業利益又は営業損失(△)(単位:百万円)
■上半期 ■通期
2010/3 2011/3 2012/3 2013/3 2014/3 2009/3
66,342
103,593 92,195
108,141
120,000
(見通し)
73,035
21,444 21,444
43,012 43,012
33,352
33,352 29,11829,118 36,38536,385 41,590
41,590
■上半期 ■通期
2010/3 2011/3 2012/3 2013/3 2014/3 2009/3
8,124
13,136
8,527
10,314
12,500
(見通し)
5,386 5,386
9,182 9,182
1,582 1,582
△1,859
△1,859 2,176 2,176 3,252
3,252 1,960 1,960
代表取締役社長(COO)
大屋 高志
2014年3月期上半期(以下、当上半期)の総括 2014年3月期の見通し
45 45
50 50 (予定)50
20 20 25 25
20 20 25 25
20 20
増配5
増配5 25 25
25 25 25 25 50
25 25 25 25
25 25
(予定)2525
(予定)
■中間 ■期末
2009/3 2010/3 2011/3 2012/3 2013/3 2014/3
1株当たり配当金(単位:円)
※ 2012年10月1日付で、普通株式1株を100株に分割しており、 過去に遡って当該株式の分割を考慮した額を掲載しています。
成長するビジネスモデル
コミックス
原作・ストーリー・キャラクターを 取得・創造する
アニメーション
ストーリーやキャラクターを CGなどの最先端技術で
付加価値を高める
マーチャンダイジング
インタラクティブメディア コンシューマプロダクツ
パチンコ・パチスロ それぞれのメディアで活用し、収益化を図る
映画/テレビ
アニメーション化された コンテンツを世に広め、 多くのファン層を拡大させる
IP(知的財産)の 価値最大化
シリーズ化
ヒーローの創出を目的としたコミック誌「月刊 ヒーローズ」は、連載作品『ULTRAMAN(ウルトラ マン)』の単行本第3巻を刊行し、累計発行部数が約 90万部に迫るなど、順調に推移しています。 『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』は、コ ミック誌と連動したテレビアニメとして、全24話の 放送にあわせ、グッズの開発・販売を行いました。 さらに、ソーシャルゲーム(ネイティブ・アプリ型) の開発を進めるなど、多メディア展開に向けた施策 を進めました。
『ベルセルク』は、アニメーション映画(3部作) の公開に次いで、ソーシャルゲーム(ネイティブ/ WEBアプリ型)やパチンコ遊技機を企画開発・販売 しました。
『ウルトラマン』シリーズは、コミックスを通じ て新たなファン層の獲得を図るとともに、ファミ リー層のファン拡大に向け、『ウルトラマンギンガ』
『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』のテレビ 放送や映画公開、パートナー企業と連携したアー ケードゲームの展開を進めました。また、遊技機 メーカーと連携し、パチスロ遊技機の企画開発及び 販売に向けた諸施策を実施しました。
2014年3月期の連結業績は、期初の計画通り、売 上高120,000百万円(前年同期比11.0%増)、営業 利益12,500百万円(同21.2%増)、経常利益12,500 百万円(同21.7%増)、当期純利益6,300百万円(同 33.4%増)を見込んでいます。
このたび、日本取引所グループと東京証券取引所、 日本経済新聞社が発表した新株価指数「JPX日経インデ ックス400」の構成銘柄に当社株式が選定されました。 これもひとえに皆様のご支援のおかげと心から感 謝申し上げるとともに、今後の当社グループのさら なる成長と発展に向け、引き続きご支援とご鞭撻を 賜りますよう、お願い申し上げます。
マネジメントレビュー Management Review
当上半期の遊技機事業と、今後の方針についてお聞かせください。
取締役副社長 PS事業統括本部長
秋山 清晴
『CRヱヴァンゲリヲン8』
『CR蒼天航路』 『新世紀ぱちんこ ベルセルク』 『回胴黙示録カイジ3』 『デビル メイ クライ 4』
ⓒ王欣太・李學仁/講談社 ⓒカラー ⓒBisty ⓒ三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社 ⓒ三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS ⓒ福本伸行/講談社・VAP・NTV
ⓒ福本伸行/講談社・VAP・マッドハウス・NTV・D.N.ドリームパートナーズ ⓒSammy ⓒRODEO 製造元/株式会社銀座 ⓒCAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
当上半期は、遊技機と親和性の高いIPを活用し、かつ提携メーカー各社の協力のもと4ブランド5タイトルを 展開したことで、パチンコ遊技機は、総発売元として『CRヱヴァンゲリヲン8』を含む3機種を販売し、総販売 台数は約110,000台となり、パチスロ遊技機は、総発売元として『回胴黙示録カイジ3』『デビル メイ クライ 4』 の2機種を販売し、総販売台数は約61,000台となり、パチンコ・パチスロとも販売が好調に推移しました。 パチンコ・パチスロ市場は国民の余暇の娯楽の一つとして、ファンが求めるエンタテインメント化を促進す ることで、社会にとって意義のある産業に発展するものと確信しています。このため、当社グループでは、「挑 戦が、未来を創る。」というスローガンのもと、多くのパートナーの方々と連携し、ファンの皆様に心から楽し んで頂けるよう、魅力的なIPの創出・育成、及びゲーム性・エンタテインメント性の豊かな遊技機の企画開発 を積極的に進めております。
第3四半期以降も、すでに発表した『パチスロ ウルトラマンウォーズ』『CR鉄拳』『機動戦士ガンダム』をは じめ、既存ファンの支持拡大と新規ファンの創造につながる遊技機を順次お届けしてまいる所存です。
株主の皆様におかれましては、当社グループの挑戦にご期待頂き、引き続き一層のご支援を賜りますよう、 お願い申し上げます。
2014年3月期上半期の 販売タイトル
パチンコ・パチスロ以外の新たな収益源であるインタラクティブメディア、 コンシューマプロダクツに対する取り組みについて教えてください。
専務取締役
インタラクティブメディア事業本部長 兼 コンシューマプロダクツ事業本部長
繁松 徹也
ⓒAKS ⓒGREE, Inc./エイチーム ⓒABC・松竹 ⓒFields/FutureScope ⓒ WOOLLIM ENT ALL RIGHTS RESERVED.
『必殺仕事人~お仕置きコレクション~』
『Kstars Wonderland』
『AKB48ステージファイター』
当上半期におけるインタラクティブメディアの分野では、ソーシャルゲーム新タイトルとして、『ベルセ ルク~快進撃!怒涛の傭兵団~』『必殺仕事人~お仕置きコレクション~』『姫奪!!デモンズサーガ』『Kstars Wonderland(ケースターズ ワンダーランド)』の4タイトルをリリースいたしました。特に、『Kstars Wonderland』は、女性をターゲットとした恋愛シミュレーション・ゲームとして好調なスタートを切ってお り、今後様々なK-POPアーティストを起用することでファンの拡大を図ってまいります。また、『AKB48ステー ジファイター』など既存タイトルは、安定した人気を維持しております。
コンシューマプロダクツの分野では、(株)円谷プロダクションのライセンスビジネスにおいて、『ウルトラ マンギンガ』『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』のテレビ放送・映画公開と連動したグッズやアーケード カードゲームを展開したほか、引き続き『AKB48』を活用したカフェ&ショップの運営などを行いました。 今後もインタラクティブメディアびコンシューマプロダクツの分野において、魅力的なIPの取得・創出を促 進し、そして、パートナー企業とも連携し、保有IPを活用したエンタテインメント(商品・サービス)をお客様 の嗜好にあわせ、バリエーション豊かに提供していくことで、収益事業としての規模拡大とIPの価値最大化を 図ってまいります。
株主の皆様におかれましては、IPカンパニーとしての長期的な成長戦略をご理解頂き、引き続きご支援賜り ますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
これまでにリリースした 主なソーシャルゲーム
Consolidated Financial Statements マネジメントレビュー
Management Review
単行本『ULTRAMAN』
「月刊ヒーローズ」 常務取締役
コンテンツ本部長
栗原 正和
収益の源泉となるIPの取得・創出・育成に対する取り組みについて教えてください。
ⓒ円谷プロ ⓒヒーローズ ©創通・フィールズ/MJP製作委員会
当社グループは、世界中のすべての人々に想像を超える驚きと喜びと感動を提供し、笑顔や元気・希望を与え るエンタテインメント作品・商品の提供を行う企業です。そのグループ全体の活動を動かす原材料がIP(平たく言 えばコンテンツ、作品)です。優れたIPを調達できなければ、当社グループの成長は止まってしまいます。 そこで、私たちは、従来からの【版元さまからIPをお借りする】手段を強化しながら、円谷プロダクションのよ うに【IPを保有する】手段、「月刊ヒーローズ」や『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』のようにパートナー 企業さまとともに共同で【自らIPを創造する】手段を加えることで、調達手段を多角化し、それぞれの手段を進化 させながら優良IPの調達を行っています。
その調達したIPを、コミック、アニメーション、映画、ゲーム、パチンコ・パチスロなどのメディアを通じて、 一気呵成に短期的に、もしくは丁寧に長期的に、大きく育てるための【IP育成システム】の構築を図っています。 アニメやドラマ、映画などの映像化の仕組みづくりやインタラクティブメディアを活用した育成システムなどに挑 戦しています。さらに、国内での様々なメディア展開はもとより、海外展開も早期に実現したいと考えています。 これらの諸活動の成功のために、人間の感動のメカニズムやヒーローに関する各種調査・研究などにも貪欲に 取り組み、IPに対する知見やノウハウを蓄積しています。
株主の皆様におかれましては、当社グループが広く人々に愛されるIPを生み出すことにご期待頂きますととも に、末永いご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
アニメ
『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』 単行本
『マジェスティックプリンス』
科 目
前第2四半期 連結累計期間
2012年4月 1 日から 2012年9月30日まで
当第2四半期 連結累計期間
2013年4月 1 日から 2013年9月30日まで
増減率
(%)
売上高 29,118 36,385 25.0
売上原価 20,293 22,737 12.0
売上総利益 8,824 13,648 54.7
販売費及び一般管理費 10,684 11,471 7.4
営業利益又は営業損失(△) △1,859 2,176 ─
営業外収益 407 331 △18.7
営業外費用 286 364 27.3
経常利益又は経常損失(△) △1,738 2,144 ─
特別利益 1 ─ ─
特別損失 166 22 △86.7
税金等調整前四半期純利益又は
税金等調整前四半期純損失(△) △1,903 2,121 ─
法人税等 △851 770 ─
少数株主損益調整前四半期純利益又は
少数株主損益調整前四半期純損失(△) △1,051 1,351 ─
少数株主損失(△) △71 △82 ─
四半期純利益又は四半期純損失(△) △980 1,434 ─
(注)増減額及び増減率については、表上計算しています。
連結損益計算書(単位:百万円)
連結貸借対照表(単位:百万円)
科 目 前連結会計年度末2013年3月31日現在
当第2四半期 連結会計期間末
2013年9月30日現在
増減額
資産の部
流動資産 72,709 49,426 △ 23,283
固定資産 33,918 34,348 430
資産合計 106,628 83,774 △ 22,854
負債の部
流動負債 47,365 23,424 △ 23,941
固定負債 4,164 4,243 79
負債合計 51,529 27,668 △ 23,861 純資産の部
株主資本 54,957 55,564 607
その他の包括利益累計額 △398 238 636
少数株主持分 539 303 △ 236
純資産合計 55,098 56,106 1,008
負債純資産合計 106,628 83,774 △ 22,854
連結キャッシュ・フロー計算書(単位:百万円)
科 目
前第2四半期 連結累計期間
2012年4月 1 日から 2012年9月30日まで
当第2四半期 連結累計期間
2013年4月 1 日から 2013年9月30日まで
増減額
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,070 △4,554 △ 5,624 投資活動によるキャッシュ・フロー △2,625 △1,650 975 財務活動によるキャッシュ・フロー △1,111 △1,387 △ 276
現金及び現金同等物に係る換算差額 △4 1 5
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △2,670 △7,590 △ 4,920 現金及び現金同等物の期首残高 18,284 23,309 5,025 連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少) ─ △10 △ 10 現金及び現金同等物の四半期末残高 15,613 15,708 95 連結財務諸表(要約)
Consolidated Financial Statements
http://www.fields.biz/ir/j/
財務情報の詳細については 当社IRサイトをご覧ください。
検 索
特集
Special Issue
『ウルトラマン』シリーズの
価値最大化に向けた取り組み
フィールズグループは、コミックス、アニメーション、映画/テレビ/舞台の分野で、
さらにはパチンコ・パチスロからゲームに至る広範なマーチャンダイジングの分野でIPを創出し、 循環させ活用することで、IPの価値の最大化を図っています。
今回の特集ではフィールズグループの一員である(株)円谷プロダクションが保有する『ウルトラマン』シリーズを 事例として取り上げ、循環によるIPの価値の最大化に向けた取り組みをお伝えします。
これまでの『ウルトラマン』の世界観を 踏 襲し つ つ も、 現 代 の 人 間 的 な ヒ ー ローとして創 出した全く新しい キャラク ターの物語『ULTRAMAN』を、「月刊 ヒーローズ」にて連載しています。 単行 本 も 発 刊しており、3 巻 合 計 で 約 9 0 万 部に迫る発行部数となっています。
コミックス
アニメーション
IP(知的財 産)の
価値最 大化
『ウルトラマン』シリーズ
『ウルトラマン』シリーズは、(株)円谷プロダクションが制作し、 東京オリンピックの2年後の1966年からテレビ放送が開始され ました。 単純な怪獣や宇宙人と人間の戦いというストーリーだけ でなく、 環 境 問 題など、 時 代ごとの 社 会 背 景をもテーマに取り 入れ、子どもたちのヒーローは、やがて国民的なヒーローとなり ました。 シリーズを追うごとにファンを増やし、これまでに30を 超えるウルトラヒーローが誕生しています。
『ウルトラマン』 の活性化への取り組みとし て、これまでも話 題 性 の 高 い キャストの 採 用や 迫 力 あ ふ れる3D映 像 化 などの 新 たな 試 みを行ってきました。 2 0 1 3 年 7 月には、 新たなウルトラヒーローが登場する7年ぶり のテレビシリーズ『ウルトラマンギンガ』の 放送、9月には映画公開を行ったほか、『大 怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』のテレ ビ放送や映画公開を行いました。
マーチャンダイジングの分野では、ビス ティ製パチスロ機『パチスロ ウルトラマ ンウォー ズ』 を 販 売した ほ か、 パ ート ナ ー 企 業と連 携し、 テレビ 放 送、 映 画 公開を行った『ウルトラマンギンガ』の グッズや『大怪獣ラッシュ ウルトラフロ ンティア』 のアーケードカードゲームの 展開を進めています。
「最も派生テレビシリーズが
作られたテレビ番組」
1966年7月より放送された、(株)円谷プロダクショ ン制作の特撮テレビ番組『ウルトラマン』が、「最も 派生テレビシリーズが作られたテレビ番組」(Most TV spin-of series)としてギネスワールドレコーズ TM により世界記録に認定されました。
映画/テレビ
アニメーション
マーチャンダイジング
パチンコ・パチスロ コンシューマプロダクツ インタラクティブメディア
IP(知的財 産)の
価値最 大化
ⓒ円谷プロ ⓒヒーローズ
ⓒバンダイ ⓒTSUBURAYA PROD. ⓒBisty
世界記録™ギネス 認定!
人材の育成
社会貢献活動 トピックス
企業の社会的責任(CSR)への取り組み Corporate Social Responsibility
当社及び当社グループは、「すべての人に最高の余暇を」という企業理念の実現に向け、社会や人々の豊かさに資するエンタテインメントを提供しています。 その事業活動を永続的に推進し、社会と共存し続けることが当社CSRの基本的な考え方であり、
その基盤となる経営の健全性を高め、社会からの信頼を得るために、CSR活動を重要な取り組みと位置づけています。
当社では、持続的成長の源となる従業員が能力を存分に生かし、誇りを持 って働くことができるよう、中長期を見据えて人材を育成する仕組みづくり に取り組んでいます。例えば、時間や距離、部署や世代などの壁を取り払い、 マネジメント・従業員全員が対等な関係でコミュニケーションをとれるイン フラの整備を進めています。そこでは、新たなプロジェクトの構想やアイデ ィアの交換が行われ、違う視点を持つ者同士のコミュニケーションは多くの 気づきを生み出します。そのような活発なクリエイティブ・コミュニケーシ ョンは、多様な人材の力を効果的に引き出し、従業員のモチベーションの向 上、そして新たなエンタテインメントの創出と市場での競争優位性の確立に つながると考えています。
当社は、社会貢献活動の一環として、本社周辺の清掃活動を定期的に実施 しているほか、本社所在地である東京都渋谷区主催の清掃活動や一般社団法 人JEAN主催の鵠沼海岸(神奈川県)のクリーンアップキャンペーン、他社と 協働での清掃活動などにも積極的に参加しています。
また、当社は、マンガを通じて児童福祉施設で暮らす子どもたちと社会を つなぐボランティア活動を実施するNPO団体の活動「ビースマイルプロジェ クト」に賛同しています。2013年10月には、本プロジェクトに参加する著名 なマンガ家とともに長崎県の施設へ訪問し、子どもたちと一枚の画を描き上 げるなど、笑顔にあふれる取り組みに参加しました。
今後も、社会貢献や環境保護につながる、様々な活動に積極的に取り組ん でいきます。
オフィスに設置されている情報共有ツール「WE」では、 支店紹介や新たにリリースする商品・サービス紹介など、 様々な情報が放送されています。
ビースマイルプロジェクトにて訪問した 長崎県の施設では、マンガ家と子どもたち が、ともに1枚の画を描き上げました。 渋谷区定例清掃活動に
定期的に参加しています。
IR Community
株主及び個人投資家の皆様に当社への理解促進を深めて頂き たいとの思いから、全国各地で会社説明会を実施しています。 当上半期は、北海道2都市と新潟の計3か所で開催し、約360 名の方にご来場頂きました。
説明会では、当社のビジネスモデル やIPをご紹介し、皆様からは株主還元方 針やCSRなどについて、幅広いご質問を 頂きました。今後も継続して説明会を 実施し、当社に対する理解を深めて頂 けるよう努めてまいります。
個人投資家向け会社説明会を実施しています。
2014年3月期 主なIR活動の実施報告2013年 5月 2013年3月期決算説明会開催
個人投資家向け会社説明会開催(北海道) 6月 第25回定時株主総会開催
7月 海外IR実施
8月 2014年3月期1Q決算発表
9月 個人投資家向け会社説明会開催(新潟) 10月 海外IR実施
11月 2014年3月期2Q決算発表
個人投資家向け会社説明会開催(岡山、福岡)
今後の主なIRスケジュール
2014年 2月 2014年3月期3Q決算発表 5月 2014年3月期決算発表 6月 第26回定時株主総会開催
※今後の個人投資家向け会社説明会の開催予定は、当社IRサイトにてご案内いたします。 新潟会場
札幌会場
子どもたちからのお便り
ウルトラマン基金は、円谷ヒーローたちが被災地の78か所を訪れて子どもた ちの夢を応援する『ヒーローキャラバン』~子どもたちの心に光を~ 78 Places in 東北 を2013年3月からスタートさせました。10月末までに44か所の保育園 や幼稚園、ボランティアセンター等へのキャラバン訪問を実施し、約4,000名の 子どもたちがヒーローと触れ合いました。笑顔で過ごす時間の中で、子どもた ちが自然に将来の夢や希望を語ることができる機会を作りたいと考えています。 今後も子どもたちに心からの笑顔が戻るよう、積極的な活動を継続していきます。 活 動 報 告 ただいま
44
か所訪問 (2013年10月末現在)『ヒーローキャラバン』
~子どもたちの心に光を~ 78 Places in 東北双葉第二幼稚園
(福島県郡山市) (宮城県本吉郡)伊里前保育所 堤乳幼児保育園
(岩手県大槌町)
ⓒ円谷プロ
「ウルトラマン基金」は、子どもたちの未来のために、 物心両面からの支援を、粘り強く実施していきます。
基金の概要及び活動については
基金オフィシャルウェブサイトをご覧ください。
http://www.ultraman-kikin.jp/
設立:2011年3月 運営事務局:(株)円谷プロダクション
IRコミュニティ IR Community
会社概要
商号 フィールズ株式会社
(英文:FIELDS CORPORATION) 企業理念 「すべての人に最高の余暇を」 設立 1988年6月
本社所在地 〒150-0036
東京都渋谷区南平台町16番17号 渋谷ガーデンタワー
資本金 7,948百万円 従業員数 1,544名(連結)
事業内容 1. キャラクター、コンテンツの企画開発、販売 2. 映像ソフトの企画開発、販売
3. 遊技機の企画開発 4. 遊技機の仕入、販売
連結対象会社 ルーセント・ピクチャーズエンタテインメント(株)
(株)デジタル・フロンティア
(株)円谷プロダクション
(株)フューチャースコープ
トータル・ワークアウトプレミアムマネジメント(株) 他 11社
役 員
代表取締役会長 山本 英俊
代表取締役社長 大屋 高志
取締役副社長(PS事業統括本部長) 秋山 清晴 専務取締役(インタラクティブメディア事業本部長
兼 コンシューマプロダクツ事業本部長) 繁松 徹也
常務取締役(コンテンツ本部長) 栗原 正和
取締役(計画管理本部長) 山中 裕之
取締役(コーポレート本部長) 伊藤 英雄
取締役(PS事業統括本部副本部長) 藤井 晶
取締役(法務室長) 末永 徹
社外取締役 糸井 重里
社外監査役 常勤 池澤 憲一
社外監査役 小池 敕夫
社外監査役 古田 善香
社外監査役 中元 紘一郎
執行役員(計画管理本部副本部長) 小澤 謙一
執行役員(コーポレートコミュニケーション室長) 畑中 英昭
執行役員(PS事業統括本部副本部長) 藤島 輝男
執行役員(PS事業統括本部支店統括部長
兼 同本部北海道・東北支社長) 若園 秀夫
執行役員(イメージング&ライブエンタテインメント本部長
兼 アニメーションプロデュース本部長) 小澤 洋介
執行役員(研究開発室長) 大塩 忠正
執行役員(メディアリレーション事業本部長) 菊池 伸之 執行役員(イメージング&ライブエンタテインメント本部副本部長)
((株)デジタル・フロンティア代表取締役社長) 植木 英則 執行役員(アニメーションプロデュース本部副本部長)
(ルーセント・ピクチャーズエンタテインメント(株)代表取締役社長)鎌形 英一 執行役員(インタラクティブメディア事業本部
エグゼクティブプロデューサ)
((株)フューチャースコープ代表取締役社長) 冨永 政雄
(注)( )内は主たる役職となっています。
株式状況
発行可能株式総数 138,800,000株 発行済株式総数 34,700,000株
自己名義株式 1,516,200株
株主数 9,646名
大株主(上位10名)
株主名 所有株式数(株) 持株比率(%)
山本 英俊 8,675,000 25.00
(株)SANKYO 5,205,000 15.00 山本 剛史 3,612,800 10.41
(有)ミント 1,600,000 4.61 ノーザン トラスト カンパニー(エイブイエフシー)
サブ アカウント アメリカン クライアント 971,148 2.80 ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ
ロンドン エス エル オムニバス アカウント 750,400 2.16
大屋 高志 450,000 1.30
資産管理サービス信託銀行(株)
(証券投資信託口) 384,900 1.11 日本マスタートラスト信託銀行(株)
(信託口) 354,800 1.02
ザ バンク オブ ニューヨーク メロン
(インターナショナル) リミテッド 131800 349,700 1.01
*当社所有の自己名義株式は大株主(上位10名)から除いております。
所有者別株式分布状況
2013年 9月30日3.95%
1.34%
20.58% 16.41% 53.35%
4.37%
個人・その他
外国法人等
その他国内法人
金融商品取引業者金融機関 自己名義株式
2013年 3月31日 6.88%
0.85%
20.52% 14.26% 53.12%
4.37%
コーポレートデータ/株式情報 (2013年9月30日現在)
Corporate Data / Stock Information
第 三 者によるフィー ル ズ の 分 析レポ ート
櫻井 英明
(さくらい・えいめい) ストックウェザー「兜町カタリスト」編集長
日興証券での機関投資家の運用トレー ダー、「株式新聞Weekly編集長」などを 経て、2008年7月から現職。 東京MX テレビの株式市場LIVE 中継「東 京マーケットワイド」、ラジオNIKKEI「ザ・ マネー」火曜レギュラー、木曜「櫻井英明 の投資知識研究所」、金曜「投資知識研 究所乱闘編 銘柄バトル」のレギュラー など。主な著書に『待ってたぜ~この瞬 間 やっぱり株は儲かる!』(明日香出版社)、
『誰でもわかる!世界同時恐慌のすべて』
(中経出版)、『日本の経済これからどうな るの?』(日本実業出版社)など。
ならぬ「ULTRAMAN」。ハヤタ隊員の息子がヒーローとして活 躍するもので既に3冊の単行本となり累計販売部数は90万部に 迫る勢いとなっている。日本の至宝とも称されるウルトラマンの再 活性化と新生を担っていることになる。同社のコアコンピュタンス は、あくまでもヒーローやファンの創造。時間を経て生き続ける ヒーローをパチンコ・パチスロ業界のみならず、エンタテイメントと して国内外のファンに届けることが同社の存在基盤なのである。
昨年5月に同社が発表した「成長するビジネスモデル」で表現 されていることはパチンコ・パチスロに主軸をおいたビジネスモ デルからIPを主軸においたビジネスモデルへの戦略転換を表明 している。同社が目指しているのはコンテンツビジネスでの事業 拡大なのである。一市場関係者としてココは見過ごしてはいけ ない部分であるといつも戒めている。また投資家の立場になって みるとココが一番見えにくい点なのかも知れない。だからこそ同 社はIR活動を積極的に行い成長戦略や未来像を示しているの であろう。小さな努力の積み重ねがいずれは市場の認知度の向 上に必ず役に立つものだと考えている。そしてこの部分も「フィー ルズの挑戦」の一環であるに違いない。
国策として株式市場で昨今話題になっている「クールジャパン
(格好良い日本)」。経済産業省が主導した格好で日本のコンテ ンツを拡大する動きが進められている。アニメやフィギアや和食 など多くのコンテンツで多くの企業がクールジャパンのキーワード の範疇に入っている。同社も間違いなく「クールジャパン」の一 角を占めている。その未来像に期待したい。心に残るキャラク ターやストーリーを創造してくれる企業は心に残る銘柄となってく れるに違いない。
フ
ィールズはパチンコ・パチスロ市場を収益のメインフ ィールドにしている。したがって娯楽機関連の会社とい う認識が市場では当然ながら支配的になっている。し かし「すべての人に最高の余暇を」という企業理念からもうかが えるように決してパチンコ・パチスロだけに拘泥している訳ではな いように思える。その見据える未来は、コンテンツ創造企業とし ての存在。「最高の余暇」=コンテンツを追い求めるという発想 こそが原点にあるに違いない。市場でしばしば使われるIP=Intellectual Property(知的 財産)というキーワードそのものが同社の姿を表現している。山 本英俊会長は「私たちはエンタテイメント業界でも類例のない、 IPを主軸とした独自のビジネスモデルに挑戦している。コミック ス・アニメ・映画/TVの世界でIPを創出し、循環させ、活用 することでこれまでにない感動や驚きを体験できるサービスを提 供していく」とコメントしている。つまり、パチンコ・パチスロは 収益を生み出す一つのツールでありその収益こそが新たなIPを 育成する源泉であるともいえよう。そして同社のIPの活動エリア はかなりの広がりを持っていることになる。
以前まだ上場前の同社の南麻布のオフィスを訪ねたことがあ る。たぶん今でいうIP部隊が常駐し、日夜新たなIPの検索や創 造を目指していた姿が甦ってくる。同社の宝のひとつはこれらIP を創出する人材ということも言えよう。同社のエヴァンゲリオンの 成功例は記憶に新しいところであるが、新たなヒーローは今でも 生みだされている。新たなコンテンツを生み出しているのが、名 前の通りの月刊誌「HERO’S」。同社が2011年に創刊したもの だが、新たなファンを数多く創造している。例えば「ウルトラマン」
事業年度 毎年4月1日から翌年3月31日まで
定時株主総会 毎年6月
基準日
定時株主総会・期末配当 毎年3月31日 中間配当 毎年9月30日
株主名簿管理人 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行(株)
(郵便物送付先) 〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号 三井住友信託銀行(株) 証券代行部
(電話照会先) a0120- 782- 031
取次事務は三井住友信託銀行(株)の本店及び 全国各支店で行っております。
上場証券取引所 東京証券取引所(JASDAQスタンダード) 証券コード:2767 公告方法 電子公告 URL http://www.ields.biz/ir
(事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることが できない場合は、日本経済新聞に掲載いたします。)
◉住所変更のお申し出先について
株主様の口座のある証券会社にお申し出ください。なお、証券会社に口座がないため特別口 座が開設されました株主様は、特別口座の口座管理機関である三井住友信託銀行(株)にお申し 出ください。
◉未払配当金の支払いについて
株主名簿管理人である三井住友信託銀行(株)にお申し出ください。
◉「配当金計算書」について
配当金支払いの際送付している「配当金計算書」は、租税特別措置法の規定に基づく「支払通 知書」を兼ねています。確定申告を行う際は、その添付資料としてご使用頂くことができます。
※確定申告をなされる株主様は、大切に保管ください。
Shareholder Memo
株 主 メ モ
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企業理念への想い
「すべての人に最高の余暇を」。私たちはこの企業理念に賛同し、2010年にフィー ルズグループの一員となりました。以来、当社が保有する「ウルトラマン」シリー ズをはじめとした様々なIP(知的財産)を多様なメディアで展開し、「成長するビ ジネスモデル」の中で、IPの創造、IP価値の最大化に取り組んでいます。 大人も子どもも皆が時間を忘れ、「ワクワク」「ドキドキ」するような楽しい映像 作品、豊かな時間の創造につながる商品開発、喜びと希望を与えるイベント展 開等を通じて、「すべての人に」感動とときめきをお届けすることで、「最高の余暇」 の実現に努めてまいります。
文・表紙文字=株式会社円谷プロダクション 代表取締役社長
大岡 新一
IRお問い合わせ先 フィールズ株式会社
コーポレートコミュニケーション室 IR課
TEL 03-5784-2109 MAIL [email protected]
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